![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=530x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i3529ce3d6c511233/version/1558975355/image.jpg)
蜂への感謝と優しさがたっぷり詰まった、
おいしい『若葉台はちみつ』ができました!
花の蜜の香りをふんわりと感じる、
琥珀色に透き通った採れたてのはちみつ。
口の中いっぱいにまろやかな風味が広がり、
優しく、香りの良い蜜の味がしました。
後味はすっきりと軽くて、
息子と私は小皿いっぱいの蜂蜜をあっという間にペロリ。
巣箱から蜜を取る ‘ 採蜜 ’ の様子をご紹介します!
採蜜作業スタート!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=522x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i5d1e9b81c0882a0f/version/1561090776/image.jpg)
写真に写っている木製の物は、ミツバチが実際に巣を作る巣枠。
巣箱の中に16枚~20枚ほど入っています。
ここにミツバチはきれいな六角形の部屋を作り、
若葉台じゅうから集めてきた花の蜜を貯めていきます。
貯めた蜜に羽ばたきで風を送り水分を飛ばし、
蜜をおいしく熟成させます。
そして、完熟すると部屋に蓋をします。
この蓋を ‘ 蜜蓋 ’ といい、
これができると美味しいはちみつができた合図だそう。
上の写真は、
温めたパレットナイフでやさしく蜜蓋を取っているところです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=522x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/ibb31a8719a5cb739/version/1561357175/image.jpg)
蜜蓋を取ると、じゅわっと蜜が溢れます。
「ミツバチにはね、本当に感謝、感謝!」
生産者の福島 実(ふくしま みのる)さんが、
作業中、何度か口にしていた言葉です。
気持ちのこもった優しい口調で、とても印象に残りました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=285x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i4e417dc77cbddd13/version/1561357191/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=285x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i2db23e5462cd8857/version/1561585625/image.jpg)
この巣枠を分離器にセットしたら、
ハンドルをまわして巣枠を回転させてはちみつを振り出します。
蜜が巣枠から出るとハンドルの重みが変わるんだそう。
手作業だからこそ感じられるハンドルの重みの変化は、
ミツバチの ‘ がんばり ’ そのものです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=284x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/ib5c05e75a997590c/version/1561357204/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=284x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i10c35a3fc9d7685c/version/1561357210/image.jpg)
分離器をのぞくと、下の方にたっぷりとはちみつが貯まっています。
ティースプーン1杯・・・
「1匹のミツバチが一生のうちに集めるはちみつの量は、
わずかティースプーン1杯ほど」といいます。
分離器を覗いて、想像以上の採蜜量の多さに驚きました。
「ちりも積もれば山となる」とはまさにこのことか!
一匹ではティースプーン1杯でも、何千何万匹で集めると
こんなにたくさんのはちみつが採れるなんて・・感動!!
分離器の中をのぞいて、
先ほどの福島さんの言葉の重みを改めて実感です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=510x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/idb06d34e23f77339/version/1561390357/image.jpg)
最近「これなーに?」が止まらない息子は、
分離器から流れ出るはちみつに興味津々!
「なーに?」
「はーちー?ぶんー?」
を何度も何度も繰り返します。
(きっと、おいしい食べ物って分かってるんだろうなぁ…)
(この表情…食べたいんだろうなぁ…)――母の心中。
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さてさて息子も(私も)お待ちかね!
太陽の光を反射してきらきら透き通ったはちみつ。
小皿に分けていただいて、さっそく試食です!
息子はあまりの美味しさに、
自分でスプーンを持ちたいと奪い取り、なかなか離してくれません。
最後にはお皿もきれいにペロリ。
ミツバチのがんばりは一滴も無駄にせず、
自然の恵みに感謝を忘れずに、いただきました。
‘ 非加熱 ’ で ‘ 栄養満点 ’ の純粋はちみつなので、
子どもに安心して食べさせられるのが最大のポイントです!
(※はちみつの豊富な栄養は加熱により失われてしまいます。
市販されているはちみつには、加熱処理をしてあるものあるんだそうです)
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採蜜作業は4月ごろから定期的に行います。
左は5月7日、右は5月27日に採蜜したはちみつです。
その時期その時期、咲いている花の違いで、
’ 蜜の色 ’ ‘ 香り ’ ‘ 味 ’ に若干の違いが出てくるそう。
この違いを楽しめるのも地元生産ならでは!
これからは柑橘の香りを感じる爽やかなはちみつが採れるそうです。
―ミツバチへの感謝とやさしさ―
生産者 福島さんのこだわり
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=532x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i19749231f395e144/version/1561302242/image.jpg)
最後に車に巣枠を積んで、
養蜂場のある梅畑へ行き巣箱に巣枠を戻します。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=537x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i356504475a3c2ef0/version/1561090979/image.jpg)
実は先ほどの採蜜作業、養蜂場でもできるんです。
わざわざ巣枠を車で運んで作業をするのはなぜでしょうか。
生産者の福島さんは、
「ここでもできるんだけどね、巣の横で蜜を採るのは
なんだかミツバチがかわいそうだから…」
と、理由を教えてくれました。
そして、採蜜の作業は必ず、
ミツバチが花の蜜を取りに出ている午前中に行います。
場所や時間に気を使い、
ミツバチにストレスがかからないよう工夫しているのだそう。
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採蜜の作業中にも、
そんな福島さんの人柄が垣間見えました。
巣枠にくっついてきてしまった1匹のミツバチを、
「ごめんねー。あとで巣箱に戻すからね」
と丁寧に巣枠からはずして、作業後には巣枠と一緒に車に乗せて
ちゃんと養蜂場まで帰してあげていました。
地元の食材が、丁寧にやさしく作られていると知ると、
とっても嬉しくなりますね!
採れたて「若葉台はちみつ」講評販売中!
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ミツバチへのやさしさと感謝がたっぷり詰まった
『若葉台はちみつ』は、若葉台内で好評販売中!
地域交流拠点「ひまわり」と、旧若葉台西中学校「ふれあいにし」
にて販売されています。
120g入 1000円 ・ 300g入 2300円
若葉台外からわざわざ買いに来る方がいるほどの密かな人気商品です!
栄養満点、安心の地元食材をぜひ一度お試しください!
(なお)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=531x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i3fdb7e4b3de95f49/version/1561091071/image.jpg)
(真ん中に写っている少し大きい蜂は女王蜂です)
コメントをお書きください
みどり (水曜日, 03 7月 2019 15:11)
ひまわりで若葉台はちみつ買いました~!
ホットケーキにかけて食べたら、うちの息子もお皿までペロリ。
そのまま味わいたいおしいさですね!!
何かにかけるのがもったいないくらい(*´艸`*)
なお (水曜日, 03 7月 2019 22:05)
コメント嬉しいです!ありがとうございます!
「何かにかけるのもったいない」の分かります!(>ω<)
栄養満点かつ自然食品なのがいいですよね。
地元で作った食品を知っていただけて嬉しいです♪