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「つくってあそぼう」〜若葉台こども園で取材してきました〜

8月、若葉台こども園へ取材に行かせていただきました。

令和6年3月27日に締結した「横浜創英大学×神奈川県住宅供給公社×若葉台まちづくりセンター」の連携協定の一環で、学生さんたちが子どもたちに遊びを教え、一緒に楽しむ様子を取材してきました。

この日は、4歳の娘も一緒に…。
遊びに参加させていただくつもりで連れて行きましたが、しかし…
初めて会う3歳から5歳児クラスのたくさんの子どもたちにびっくりして、娘はフリーズ。私の隣にちょこんと座って、一言。

「カメラ貸して。写真を撮ってあげる人になるね」

カメラマンになると宣言して、写真を撮り始めました。
まぁ、それもいいか…と、カメラマンは娘に任せていると、先生の話が始まりました。

 

まずは、身体を動かしましょう!

こども教育学部の流石先生と、先生のゼミで勉強している5名の学生さん(3年生)が先生となり、楽しいあそびを教えてくれました。

先生たちの自己紹介と、今日はどんなことをして遊ぶのかを子どもたちに話した後は、わらべうたの「なべなべそこぬけ」をみんなでしてみました。

この遊びを、したことはありますか?

向かいあって両手を繋いだまま、「そーこがぬけたらかえりましょ」で、
背中合わせになるという遊びです。2人から3人と増えていき、最後は10人で挑戦。この遊びで、すっかり子どもたちの身体はほぐれた様子でした。

 

クズを使って、つくってあそぼう!

子どもたちの身体と、こころも ほぐれた後は植物のクズを使って輪っかを作り、輪投げゲームをしました。

まずは輪投げの輪を、3人で協力して作りました。
下の写真のように、つるを丸くして太い方から細い方に向かって巻いていきます。巻き終わりは、先生が紐で縛ってとめて、完成です。

この作業は力と、協力することも必要な作業です。
4歳児、5歳児クラスの子どもたちが、頑張って作ってくれました。

重みもあり、しっかりした輪っかが出来上がりました。

さぁ、輪っかができたら、輪投げゲームの始まりです。
流石先生がルールを説明して、見本も見せてくれました。すると1回で見事に輪投げ成功!
面白そうなゲームに、子どもたちは早くやりたくて仕方ない様子でした。

(的になるのは、洗濯の物干し台)

さぁ、始めよう‼︎

3〜5歳児のクラス、3学年みんなが混ざったチームに分けてゲームをしました。

さて、カメラマンになっていた娘ですが、
なんだか少しやりたそうな顔で見ていました。
 
その様子を感じてくださった若葉台こども園の先生が「人数が足りないから、このチームに入ってくれない?」と声をかけてくれました。

学生さんにも気にかけていただき、おかげで娘はチームに入ることができました。

さぁ、ゲームが始まると大盛り上がり。
先生とハイタッチしたり、失敗して悔しそうにしたり…。1回戦が終わると何個の輪が的に入ったかを数えました。勝っても負けても楽しむ子どもたちの姿が見られました。

2回戦を始める前には、流石先生が子どもたちにアドバイス。

真剣に耳を傾ける姿も印象的でした。

そのアドバイスをしっかり聞いたおかげか、2回戦の結果は同点に。
この結果には、子どもたちも大喜びでした。

また、遊ぼうね!

盛り上がったゲームのあとは、流石先生にクズを使ってできる他の遊びを紹介していただきたした。
下の写真は、なんと、、クズで作ったムカデです。
その迫力に「わぁ!」と思わず声がでてしまいました。

あっという間の1時間。
最後は手遊びをして、先生と学生さんとお別れです。
部屋を出るまで手を振り続ける子の姿がたくさん見られ、印象的でした。

そんな子どもたちの姿を見て、これからも若葉台の子どもたちとの関わりが
続いていってほしいなと思いました。

 

 

 

(まりな)