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去年5月、ベランダで野菜を育てよう!
とやる気満々ではじめたプランター野菜。
しかし、ずぼらで3日坊主の私・・
ついつい、ついつい、水やりをさぼってしまう毎日。
野菜たちは徐々に元気をなくしてしまいました。
ところがある日。
ベランダのプランターに目をくべると・・
赤や黄色のかわいらしい実が!!
ミニトマトだけはなんとか成長し、
娘たちに収穫の楽しさを与えてくれました。
さて、
厳しい環境の中どうして実をつけられたのか。
それは、ミニトマトが
もともと雨の少ない、乾燥地帯の作物だから。
家庭菜園やプランターで栽培するときも
水やりを極力控えることがおいしく作るポイントだとか。
比較的育てやすい野菜ミニトマト。
今年もベランダで育ててみようと思います!
おうちのベランダで気軽に♪
プランターで、おいしいミニトマト
今回はミニトマトを、誰が食べても安心、
無肥料無農薬の『自然栽培』で育てる方法をご紹介します。
用意する物は5つです。
プランター
敷石(プランターの底に敷く小石)
土
ミニトマトの苗
えだまめ(大豆)の苗、もしくは種
※植え付けの際、はさみとバケツとお水を使います。
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(プランターが無ければ発泡スチロールの箱に穴を開けたものなど代用品でも。
私は若葉台で頂いた、かわいいかごを使ってみました♪)
①プランターの底に敷石をしきます。
そしてたっぷり土を入れます。
端のほうに、にぎりこぶしくらいの
くぼみを作っておきます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i7e230b3f9e861286/version/1528127247/image.jpg)
(水はけをよくするため。底が隠れる程度に敷き詰めました。)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/ib96c9636de486844/version/1528126785/image.jpg)
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(〇のあたりにくぼみを作ります。)
②ミニトマトの苗の上の葉を残して、
下の葉を切り落とします。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=467x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i09d841dd6cdfc975/version/1528128025/image.jpg)
(黄色が残すところです。)
③バケツに水を入れます。
ミニトマトの土の部分を、ポットごと水につけます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=474x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i144a00b504e437f0/version/1528174925/image.jpg)
(土にたっぷり水を吸わせます。)
④根をくずさないよう、そっとポットからはずします。
ミニトマトを横向きに寝かせて植えつけていきます。
先ほどつけておいたくぼみに
根(土)の部分を置きます。
根の部分にこんもりと、
茎の部分はうすく土をかぶせてあげます。
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(ちょっと誤算!かごの横幅より苗が大きかった~。
プランターの幅が足りていれば飛び出させる必要はありません。)
⑤ミニトマトの近く15センチくらいにえだまめを植えます。
種の場合…指で深さ2センチくらいの穴を開け、
種を入れて土をかぶせます。
苗の場合…ポットが入るくらいのくぼみを作り、植えます。
(トマトのように横に寝かせず、普通に植えます。)
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これで植え付けは完了!
ミニトマトを寝かせて植えたことで
土をかぶせた茎の部分からも根を出します。
根を大きくすることにより、土の栄養を補給しやすくなります。
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(植え付け直後のミニトマト。
アイスの棒で名前をつけてちょこっとかわいくしてみました♪)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/sdf5abd0e17c6e850/image/i14619f89783c17ec/version/1528175079/image.jpg)
(翌日のミニトマトの様子。
残しておいた葉の部分がぐいっと起き上がっています。生命力を感じます!)
しばらくのお世話について。
プランターを置く場所は、日当たりがよく
雨の当たらないところがベスト。
水やりは、葉先がしおれてきたら
土の表面を軽く湿らせる程度に。
少量の水やりで‘しゃきーん’と葉に元気が戻ります。
えだまめは土が乾いたら水をあげてください。
ミニトマトは成長するにつれ
茎と葉の間に‘わき芽’が出てきます。
わき芽が栄養をもっていってしまうため、
気がついたらやさしく取ってあげてください。
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(植え付けから1週間後の様子。
雨の当たらない場所に置いて、いっさい水やりしていませんがトマトは葉先まで元気です。
えだまめはまだ発芽していません。 ちゃんと発芽してくれるかな…ドキドキ。)
もう少し伸びてきたら、支柱を立てて支えを作ります。
支柱はホームセンターや100均で売っているものでもいいし、
若葉台にたくさん落ちている木の棒でも大丈夫。
(次の回で、わが家のミニトマトに支柱をたてた様子を紹介します。)
━ずぼらさんでもなんとか作れる‘ミニトマト’
━小さな子どもも簡単に収穫できる‘ミニトマト’
━何個も実がなるから兄弟でもケンカにならない‘ミニトマト’
みなさんも、ぜひお試しください♪
なぜ‘えだまめ’?
ミニトマトと一緒に植えたえだまめ(大豆)。
じつはとってもすごいんです。
このえだまめ。
成長しながら空気中の窒素(栄養)を取り込み、
「根粒菌」として根に栄養をたくわえます。
成長したえだまめを抜いてみると
根にBB弾のようなかわいらしいつぶつぶがついています。
これが「根粒菌」です。
えだまめは、「根粒菌」としてたくわえた栄養を
一緒に植えたミニトマトにも分けてくれるのです!
そして、ここがすごいところ。
その土に必要な量の栄養をたくわえます。
肥料と違い、野菜に過剰に入ってしまう心配がありません。
さらに、もちろん自身もおいしい実をつけます。
収穫したてのえだまめの実はとっても甘くておいしいんです。
わが家の子どもたちは競うように手をのばし、
あっいう間に完食。
夏のおいしい健康おやつです。
ほかの作物を育てるときも同様です。
『自然栽培』では育てたい作物と一緒に
えだまめ(大豆)を植えます。
無肥料無農薬の『自然栽培』に
えだまめ(大豆)は欠かせません!
━栄養を自分でたくわえ
━近くの野菜にも分けあたえ
━自らおいしい実をつけてくれる
えだまめのけな気なやさしさ、感じてみてくださいね。
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(土から芽を出したばかりのえだまめ。
土を破り出てくる力強さと、まるくてふっくらしたかわいらしさを感じます。)
(なお)
コメントをお書きください
森田智美 (月曜日, 22 4月 2024 11:13)
素敵なトマトたちですね!素敵です。
わたしも今年からトマト栽培始めます。
土は、腐葉土をお使いですか?
なお (火曜日, 23 4月 2024 23:00)
コメントありがとうございます^^
数年前なので、うろ覚えなんですが、この時は野菜用の土を使用していた気がします。
本当は自然栽培でトマトを作る際には、鹿沼土1:赤土9で混ぜた土を使用し、一番上に腐葉土を被せるのが良いそうです♪よろしければお試しになってみてください。
元気で美味しいトマトが育ちますように☆また経過を教えて頂ければうれしいです。