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夏が始まる!ペットボトルロケットを飛ばそう!!

水しぶきを上げ、勢いよくロケット発射!!

晴れ渡る夏空に高く遠く、打ちあがるペットボトルロケットは

実に壮観です。

 

7月18日海の日、若葉台公園のグラウンドで

「ペットボトルロケットを飛ばそう」という企画が

行われました。

若葉台地区センターと若葉台地区青少年指導員協議会の

運営のもと開催される、夏の人気イベントについてご紹介します。

切って、貼って、飾り付けて...オリジナルのロケット作り

まずは地区センターに集合して、自分たちで

ペットボトルロケットを作ります。

材料は主にペットボトル3本と牛乳パック、ビニールテープ。

これをカッターで切ってつなげていきます。

 

「手を切らないようにね」

「けっこう難しいね」

硬いペットボトルをカッターで切るのは、低学年の

子には一苦労。

お父さん、お母さんと、まだ使い慣れないカッターを

駆使して作ります。

青少年指導員さんも丁寧に教えてくれています。

 

「テープ何色にする?」

「ちゃんと付けないと先っぽが飛んでいっちゃうんじゃない?」

相談しながら制作していきます。

 

マジックで絵を描いたり、思い思いに飾り付けていきます。

牛乳パックの羽も付けて……。

 

じゃーん!完成です!

制作時間は約1時間。みんな集中して夢中で作っていました。

ビニールテープはパーツを繋ぐだけでなく、デザインにも

なっていますね。

個性的なロケットができあがりました。

 

いざ、完成したロケットを抱えてグラウンドへ!

さあ、いよいよ発射!

「今からロケットを飛ばします」

「イエーイ!!」

「おれ十日市場まで飛ばす!」

拍手と共に盛り上がります♪

 

まずはペットボトルに水を入れて......

 

発射台にセットして空気を入れます。

「いーち、にーい、さーん......」

20回ほどポンプを押すと丁度いいんだそう。

 

 

「行きまーす!」

掛け声と共に発射!

「プシューーー!」

水しぶきをあげてロケットが飛んでいきました!

 

 

ところで、ペットボトルロケットが飛ぶ仕組みを

ご存知ですか?

圧縮された中の空気の力で水が押し出され、

同時にペットボトルを前に押し返す力がはたらくため

ロケットは前に飛びます。

本物のロケットも同じ原理で飛ぶんです!

(作用反作用の法則、だそうです)

 

 

「さっき飛んだとき、煙出た!」

「本物のロケットみたい!」

 

 

「高ーい!新記録!」

「気持ちいいなあ、水が!」

 

 

20~30mはあるでしょうか。

グラウンドの反対側の、芝生のあたりまで飛んでいく

ときもありました!

ガッツポーズをして、飛ばした後はダッシュで回収します。

みんな楽しそう!

作って学ぶ面白さを知る、夏の体験

ペットボトルロケットは10年以上継続している、

毎年人気の企画です。

子どもだけでなく、付き添いのお父さんやおじいちゃんが

夢中で作る姿もよく見られるそうですよ。

友だち同士や兄弟で参加していていたり、グラウンドは

とても賑やかでした。

  

一生懸命制作したペットボトルロケット。

勢いよく、なるべく遠くへ飛ばしたいですよね。

それじゃあ距離を延ばすためにはどうしたらいいか。

水が漏れてしまったらテープで補修したり、

距離が出なかったときは「水入れすぎちゃった」

と気付いたり。

自分で作って工夫して、成功と失敗をたくさん経験

できたのではないでしょうか。

 

例年、この企画は海の日のあたりに開催されています。

ぜひ来年以降、ペットボトルロケットを飛ばして

楽しい夏をスタートさせてくださいね。

 

 

《参考》今回のチラシです。

(みどり)