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やさしい野菜で笑顔に⑬~収穫小麦でクッキー!~

くるくる、ごりごり・・・

くるくる、ごりごり・・・

 

よ~く見てみると何が出てくるかなぁ?

 

 

まずは小麦を粉にしてみよう!


左は収穫前の小麦。右は乾燥、脱穀した小麦です。

(小麦脱穀の様子はやさしい野菜で笑顔に⑫にて)

 

色は茶色がかっています。

 

この茶色い皮を ‘ ふすま ’ といいます。

この中に白い胚乳という小麦粉の素が入っています。

 

‘ ふすま ’ は一般的な白い小麦粉を作る際は取り除くもの。

しかし「ブラン」とも呼ばれ、

食物繊維たっぷり!低糖質・低カロリー!の嬉しい食材です!

 

家庭用なので取り除いたらもったいない!

と、この ‘ ふすま ’ を混ぜ込んだままお菓子作りに挑戦です。

ホームセンターで購入したそば粉用の石臼で小麦を挽いてみました。

 

がりがり・ごりごり・・・

手ごたえを感じます!

 

わくわく!どうなるかな♪

 

‘ 石臼で挽く自家製小麦 ’ かっこいいなと思ったのですが・・・

挽かれて出てきたものを見てみると、

少し砕けましたが粉にはなりませんでした。

 

小麦用の石臼で無いからでしょうか。

これは残念・・・

 

今回は急遽、家庭用のマルチブレンダーを使って粉砕。

 

石臼が使えなかったのは想定外でしたが、

なんとか自家製小麦ができました!

 

一安心。

 

(※負荷がかかりすぎてしまうので、

  ブレンダーを使うのは今回限りにします)

 

 

自家製小麦粉でクッキー!

さぁ、待ちに待ったクッキー作りです!

材料は小麦粉・砂糖・バター・牛乳。

 

材料をすべて袋に入れて。

 

もみもみ!もみもみ!

 

寄せ集めて平らにならして、少し冷やします。

 

包丁で食べやすい大きさに切ったら鉄板に並べ、

オーブンで焼いたら・・・

 

「じゃーーん!」

‘ 小麦から手作りしたクッキー’ の出来上がりです!

 

「んっ!!おいしい!」と娘。

 

麦の香りと甘みを感じます。

ふすまの食感もいい感じ。

 

体に優しいおいしいおやつができました♪

 

 

後日、粉砕方法改良!

石臼、ブレンダーに続き・・・

「コーヒーミルはどうだろう!?」

ということでさっそく購入。

 

挽いてみると、こちらはスムーズ!コンパクト!

 受け口があるので粉も飛び散りません。

 

力がいるので大半はパパにがんばってもらいましたが、

15分ほどでたくさんの粉を挽くことができました。

 

さぁ、250グラムほど挽けたところで、

朝ごはんのホットケーキを作ります。

 

 

材料

  • たまご       2個
  • さとう       大さじ3
  • 牛乳        200cc
  • 塩         小さじ0.
  • 自家製小麦粉    250グラム
  • ベーキングパウダー 小さじ2
  • サラダ油      大さじ2

 分量の目安は大人2人幼児3人。

 (一般薄力粉の場合、200グラム)

 

作り方

  • たまご、さとう、牛乳、塩をしっかり混ぜ合わせる。
  • そこへ小麦粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせる。
  • 最後にサラダ油を混ぜ合わせる。
  • ホットプレートで弱火で焼く。

(※材料と作り方は、参考までに)

 

小麦の ‘ ブラン ’ の茶色が引き立つ、

もちっとしたホットケーキの出来上がりです!

 

ブランの食感で食べ応えがあります。

小麦とバターが合わさって、いい香りです。

 

「おいしいひと~?」

 

「はーーい!!」

 

 

自家製小麦でクッキング、大成功です♪

 

 

(なお)