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オフィス春 プレイパーク座談会開催しました! 

 

 

プレイパークに行ったこと、ありますか?

 

 

――プレイパークって、なに?

――若葉台でやっいることは知っているけれど。。。

――最近行ってないな~

 

プレイパークは、子どもたちが自由に思い切り遊べる遊び場です。

若葉台では毎月第4土曜日に大貫谷公園で開催されています。

実は書いている私も「最近行っていないな~」です。

 

コミュニティオフィス春で、プレイパーク初心者さんから常連さんまで、

そもそも「プレイパークってなんだろう?」を考える座談会がありました。

(主催 若葉台子育てささえあい連絡会)

 

 

 

(プレイパーク座談会への参加を呼び掛けるポスター)

 

 

講師はNPO法人 横浜にプレイパークを創ろうネットワーク代表の橋本ミチ子さん。

座談会は橋本さんの話を伺う形で始まりました。

とにかくそのお話が面白くて、参加したお母さんたちは

「来てよかった~!」

「またプレイパークに行ってみたくなったよー」

と興奮気味に感想を述べてくれました。

 

気になるお話の内容をご紹介します。

 

 

橋本さんがプレイパークを始めたきっかけ

 

 

――日吉に知る人ぞ知る里山があってね、「みんなで遊べたらいいね」って、口コミで広めたら60人集まった。それが20年前。

 

 毎月やっていたんだけど、場所が道路に面していない里山だったから

「公園だったら通りすがりの人も、もっと参加できるよね」

ということになって、鯛ヶ崎公園でも遊ぶ会を始めた。

幼稚園の早帰りの多い水曜日に月1回鯛ヶ崎公園、土日に月1回里山で4,5年続けました。

 

 

 

自分たちが遊びたいと思ってはじめた公園遊び。

ところが、その頃「公園デビュー」という言葉が流行し、かえって「公園に対して構えが出来てしまった」といいます。

そのような時代背景の中、橋本さんたちは世田谷のプレイパークに共感し、横浜にも広めようと活動を始めます。

 

 

 

(座談会の講師はNPO法人横浜にプレイパークを創ろうネットワークの代表の橋本ミチ子さん。)

 

 

当事者と公園愛護会、そして町内の人の応援がプレイパークをつくる

 

――プレイパークを広めるにはプレイリーダーの育成が必要。そのころ横浜市の市民局がボランティア育成に予算を付けることになって、横浜市全域にプレイパークを広げるならプレイリーダーの育成を助成してくれることになった。

 それからプレイパークは公園で火と水と土を使う。土木事務所と環境創造局も協力してくれることになって、プレイパークに限っては公園の使用許可を簡易に出してくれることになった。

 

 今では横浜市内24か所で開催している。年間6回開催のところから多いところは200回開催。

 

 大事なことは「私たちがやりたい」だけじゃなく、地域の公園愛護会の人の協力、町内会の「プレイパークっていいよね」という応援があること。これがそろってプレイパークができる。

 

 

 

橋本さんによると、「実際にその場に来なくてもいい。プレイパークを良いと思ってくれる人がいることは力になる」とのこと。

座談会の参加者たちは、プレイパークの背景にさまざまな人の協力があることを知ったのでした。

(座談会の後、若葉台プレイパークに参加した女の子。久しぶりの参加だったそう)

 

 

プレイリーダーの役割

プレイリーダーはお母さんたちの「これやりたい」に対して「こうしたらできるよ」というのが役割。

五感を使った遊びがしたいとしたら、まず「五感って何?」を考える。

 

プレイパークは「自由に遊ぶ」ということを学ぶところ。

外遊びに慣れていないこどもは「なにすればいいの?」とプレイリーダーのところに聞きに来る。

最初はロープ遊具で「遊んでもらっている」状態のこどもが、昔遊びを見て「やり方を教えて」とやってくるようになる。

意思表示をすれば応えてくれる人がいる、それって温かいでしょう?

 

 

その後お母さんたちの感想を聞きながら、育児相談にのってくれた橋本さん。

大きな笑顔でみんなの悩みを受け止めてくれました。

 

若葉台のプレイパーク、もっともっとみんなに参加してもらいたい!

 

今後のプレイパークの予定は、こちらから。

ぜひお出かけください!

 

(すえきち)