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子供と一緒に防災訓練に参加してみよう

~避難訓練&防災食試食  in そらまめ~

9月1日は防災の日。

 

1923年9月1日に起こった関東大震災を教訓に、

毎年9月には全国各地で防災訓練が行われます。

 

今回は9月26日に”そらまめ”で行われた、

『避難訓練&防災食試食イベント』

に参加した様子などをお伝えします。

 

防災訓練に参加しよう!!

 

「いざという時のため、日頃から防災への対策をしなくては!」

・・・と思いつつ、つい意識が薄れてしまいがちなご家庭も

あるのではないでしょうか。

(恥ずかしながら、我が家がそうです)

 

今年2歳になる息子が色々とわかるようになってきたし、

「今年は出来る限り防災訓練に参加しよう!」

と意気込んでいた我が家。

 

しかし9月8日にズーラシア駐車場で行われるはずだった

横浜市総合防災訓練は台風により中止となり、

9月22日に自治会で行われる予定だった防災訓練も

雨天のため中止に・・・(涙)

 

”そらまめ”での避難訓練は参加できて本当に良かったです。

 

被害想定や備蓄品の話~被害想定:震度6弱の場合~

 

”そらまめ”での避難訓練は、20組弱の親子が参加しました。

 

若葉台消防署から庄司署長さんが来てくださり、

まずは防災に関するお話をしてくれました。

 

 

若葉台の被害想定を震度6弱とする場合。

――固定していない家具の大半は、倒れたり移動してしまう。

――ドアも歪んで開かなくなることがある。

――揺れで窓ガラスが割れることはまれだが、窓枠の変形や、

  揺れで移動した家具がぶつかって割れることもある。

そして人は立っていることすら困難になるそうです。

 

マンションだとエレベーターが止まる可能性や、

バルコニーが落下する可能性があることも教えてくれました。

 

自宅にいる時に地震が起きたら、

まずはテーブルの下に隠れるなど、身の安全を守ることが第一。

 

火を使っている場合は、

揺れの最中に火を止めに行くと火傷などの危険もあるので、

揺れが落ち着いてからで良いそうです。

(ガスの元栓は、震度5弱程の揺れで自動的に止まるのだとか

 

備蓄品で一番大切なのは『水!!!』

 

飲料水の備蓄は

【1人1日3リットルを、できれば7日分(最低でも3日分)】

あると良いそうです。

 

停電になったら水道も使えなくなるし、

排水管が破損したらトイレも流せなくなります。

飲料水とは別に、お風呂に水を溜めておくのも

大切かもしれませんね。

(小さいお子さんがいる家庭では、転落の危険があるため

難しいかもしれませんが)

 

断水になり給水拠点へ行く場合などの、

水の運搬に役立つものは『リュック+ポリ袋』!!

空のリュックの中にポリ袋を二重にして、その中に水を入れる。

こうすると持ち運びがラクだし、

両手があくので階段を上がる時にも安全だそうです。

 

その他で備蓄品であると良いのが

『LEDランタン』:リビング用・移動用など3つ程あると便利

『非常用トイレ』:4人家族1週間で65枚は必要

『カセットコンロ&ボンベ』:ガスの復旧が一番遅いので

などなど。

 

一般的に備蓄しておくと良いと言われるもの以外にも、

それぞれのご家庭での必需品は

日頃から余分に買っておくと良いかもしれませんね。

 

いざという時の「だんごむしポーズ」

次は地震が起きたと仮定して避難訓練をします。

 

まず地震発生時にテーブルなど隠れる場所が無い場合に

我が子を守る『だんごむしポーズ』を教わりました。

(写真は後日撮ったものです)


①子供と向かい合わせに正座して座る

②そのまま子供を大人のひざにうずくまらせる

③大人は手で自分の頭を守るようにしながら子供に覆いかぶさる

これで大人と子供の急所はだいたい守れるそうなので

覚えておきたいですね。

ちなみにこのポーズは一人の時も役立つそうです。

 

では避難開始。

スタッフさんが用意してくれたヘルメット(大人)と

防災頭巾(子供)をかぶって滝の広場へ移動します。

 


ちなみに防災頭巾を嫌がった我が子は、

ひっそりとアンパンマンにかぶせていました。

(早く逃げようよぉ・・・)

 

滝の広場では、全員揃ったことを確認し

へ避難する時の注意事項などを教わりました。

 

家にいるときに地震が起きた場合は、

火災が起きていなければ慌てて外へ出なくて大丈夫。

 

揺れがおさまったら一度外の様子をうかがいましょう。

そして情報収集をしながら状況をみて自宅にいるか避難所へ行くか」

などの判断をするのでOKとのことです。

 

一般的にベビーカーでの避難はあまり良くないと言われていますが、

道路の状況を見て大丈夫そうならベビーカーを使っても良いそうです。

ただでさえ子供を連れての避難は大変なので、

ベビーカーを使えるなら使った方が少しは助かりますよね。

 


 

そして避難訓練からもどると、防災食が用意されていました。

 


 

大人は普通のレトルトカレー、子供はアンパンマンカレー。

 

たいていの子供は(大人も!)カレー好きだと思うので、

やはりこういう時にも役に立ちますね。

 

今は湯せんにかけなくても食べられるレトルトもあるので、

非常食として多めに備蓄しておくと良さそうです。

 

避難訓練に参加して・・・

 

今回参加してみて思ったことは、

「やっぱり日頃から防災意識を持つことは大事!でした。

 

つい意識が薄れてしまうと、

地震や火災時にとっさの判断が出来ず困惑して

逃げ遅れてしまうなどの可能性もあります。

 

1ヶ月に1回でいいので防災について考える機会を作り、

非常持ち出し袋の点検や、避難経路の確認をするだけでも

自然と防災意識は高まるのかなと思いました。

 

また、訓練は防災月間に限らず各所で行われると思うので

お子さんと一緒に参加してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

”そらまめ”では、

毎年9月に今回のような避難訓練を

行なっています。

その他にも不定期に年1〜2回

行なっているそうですよ。

 


 

(みき)